地震火山観測所によって定常的に震源が決められるようになった1983 年以降の震源分布を示したのが左の図です.震源は弘前市付近から五所川原市の北までの広い範囲に分布していて,その中でも,板柳町と鶴田町の間での活動が特に活発です.その他に,弘前市北部(十面沢付近)から五所川原市付近までの領域,及び藤崎町付近での活動が比較的活発です.震源の円の色は深さを表していて,地震数が最も多い板柳付近では 15 km 程度とやや深く,その周囲では 10 km 前後とやや浅くなっています.下段の断面図を見ますと,活動が活発な領域から岩木山にかけて,震源が浅くなる傾向が見られます.
 
 
岩木山周辺の震源分布
1983 年 1 月~2005 年 3 月の期間に岩木山周辺で発生した地震の震源分布.下段は地震の深さ分布を東西断面図に投影したもの.丸の色は震源の深さを,丸の大きさはマグニチュードを表します.